見てすぐ、つまらない映画と分かったら?

みなさんこんにちは!
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。
 
今日は投資において、誰もが通る壁の
「サンクコスト」について
お話したいと思います。
 
私もこの話は非常に意識をしていることで
油断するとすぐブレてしまうので注意しています。
 
さて、サンクコストという言葉の意味ですが
これは「埋没費用」と訳されます。つまり
 
「すでに取り戻すことが不可能な費用」
 
ということです。
 
たとえば、この話でよく出てくるのが
「つまらない映画を見たときの対応」です。
 
チケット1800円で上映時間は2時間。
15分で「つまらない映画」と判明しました。
さてこの後、どうするか。
 
この場合のサンクコストは
 
「1800円」と「つまらないと感じるまでの15分」
 
です。これはもう回収できません。
ですので、15分後の選択肢としては
 
「今後この映画が劇的に面白くなる可能性」と
「見るのをやめることで1時間45分が有意義になる可能性」
 
を照らし合わせて判断することが合理的です。
でも、ほとんどの人はもう一つの選択肢の
 
「1800円払ったんだから、最後まで見ないともったいない!」
 
という選択肢を選びます。
 
これが「サンクコストの呪い」と言われるもので、
これが投資の世界でも本当に邪魔になるものです。
もっと言えば、このマインドによって大損になります。
 
わかりやすい例が株式投資の損切りです。
 
ある株を100万円で買い、120万円になることを期待しました。
この株が期待に反して80万円になりました。
 
「あー下がっちゃったー。今切ったら20万損しちゃう・・
でも持ち続ければ負けじゃない!」
 
と、そのままホールドしてしまう人が多発します。
 
本来であれば、
 
「ここから上がるのか下がるのか?」
 
というところが重要ですが、
 
「20万円の損失を出したくない!何とかして取り戻す!」
 
という合理的でない選択肢が出てきてしまい
ほとんどの人はこれを選択し、
初めの損失とは比較にならないほどの
損切りをすることになってしまいます。
 
かくいう私も、この気持ちは痛いほどわかりますが、
今では「これはダメな思考である」と、
しっかりジャッジができるようになりました。
 
ではサンクコストを払い続けることを回避するには
どうすればいいでしょうか?
 
よく
 
「感情的にならずに論理的に考える」
「感情を排除し論理的に思考する」
 
というような話がありますが、
すでに感情的な状況になっているのですから
それは無理な話です(笑)
 
これを避けるためには入口で工夫するしかありません。
 
スタートの段階で、出口のイメージだけでなく、
途中経過のパターンもシミュレーションしておく。
そしてシミュレーションごとの行動を準備する。
 
先の投資の例で言えば、100万円エントリーした段階で
 
・このまま素直に上がっていく
→○%上がったら利益確定する
 
・そこから下がる
→○円までは下がっても耐える。それ超えたら損切り。
 
などなど、パターンをシミュレーションしておいて、
それぞれのパターンごとに行動を細かく決めておきます。
つまり、入口で「ルールを設定する」ということです。
 
これができない人は、一発大勝ちはあっても
継続的に結果を出すことは不可能です。
 
この「ルール設定」と「ルール通りにやる」のが
「プロ」なわけです。
 
投資はアマチュアが勝てるフィールドではありません。
しっかりとプロになっていきましょう!
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