みなさんこんにちは！
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。
　
本日もお得意のゴルフネタからの
株式投資のお話です。
　
「ゴルフはミスのゲーム」と良く言いますが
本当にその通りで、ノーミスというのは
まずあり得ません。
　
ゴルフのスコアでは、
規定通りの打数で上がることをパー。
それよりも１打少なく上がることをバーディ。
反対に１打多くなってしまうのをボギーと言います。
　
プロはパーが基本で、どれだけバーディーを取るか
の勝負なのですが、そんな彼らでもボギーは発生します。
１試合でノーボギーというのはプロでも表彰モノです。
　
どんなにレベルが上がっても、「ボギーを無くす」というのは
不可能であり、それを目指すことは無意味です。
　
だとすると大切なことは、必ず発生するボギーの数を、
「どれだけ少なくできるか」
ということがキーになります。
　
株式投資でいうボギーはまさに
「損切り」ということですが、
ゴルフのボギーと同じように
これは必ず発生します。
　
損切りは本当に嫌な気分になるもので、
当たり前ですが、できればしたくありません。
　
でも嫌だからと言って、適切な損切りをしないでいると
本当にゲームオーバーになってしまいます。
　
とにかく重要なことは
　
「トータルで勝つ」
　
という意識を持つこと。そのためには
　
「致命的な失敗を避け、ルールに従い損切りを適切にする」
　
ことです。
　
損切りには精神的な痛みが伴います。
つまり精神的に非常にキツイので、
ズルズルと損切りしない選択をしてしまいやすいです。
嫌なことを進んで選択できるような人は
ほとんどいないですよね？
　
ですので、適切に損切りするには
損切りにおける機械的かつ厳格なルールを
自分なりに作るしかありません。
　
エントリーの段階で、値動きのシミュレーションを
３パターンくらい準備し、それぞれのパターンごとに
行動を準備する。その行動の中に損切りのルールを
しっかりと組み込んでおく。
　
「損切りは必ず発生する」という心構えのもと
適切に対応するために、厳格なルールを決める。
　
これをできるかどうかで数年後、
生き残れる投資家になるかどうかが決まります。
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