ボールを打たない練習が大事
みなさんこんにちは!
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。
以前、「何をやってもダメな時」というテーマで
記事を書きました。
ゴルフも投資も、「何をやってもダメな時」というのは
残念ながらあるものです。
そういう時は、その状態で
「無理に何とかしようとしないで、一旦離れる」
ことが重要とお話ししました。
例えばゴルフで、調子が悪いと
ついたくさんボールを打って
「早く良い状態にしよう!」
と、もがいてしまうことがあります。
でも状態の悪い時にたくさんボールを打ってしまうと、
それこそ「悪い癖」がついてしまう可能性がありますし、
快方に向かうことはほとんどありません。
この時に大事な練習は、
「ボールを打つ練習」ではなく、
「シャドウスイング」つまり「素振り」です。
結局、ボールを打つ行為で
「悪癖」というものは発生します。
それを矯正するには、
ボールを打たずに正しい動きを
「素振り」で行う必要があります。
いち早く、ボールが真っ直ぐいく状態に
持っていきたいわけですから、
ボールを打って練習したくなるものですが、
ここは冷静にならなくてはいけません。
そしてこれは株式トレードでも
同じことが言えます。
やったトレードがことごとく失敗して
資産を減らしてしまった場合、
いち早く、資産を取り戻したいと考えますから、
その悪い状態でもトレードを
やり続けることがほとんどです。
でもここで一旦離れて、
お金を張らずに「デモトレード」をする。
そしてそのデモトレードで
しっかりと調整できたらまた実弾を入れる。
「一見遠回りに見えることが実は近道」
野球のイチロー選手が引退会見で言っていた話ですが
まさにこれだと思いますね。
ご参考まで!
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