タイプを知る
みなさんこんにちは!
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。
今日のお話ですが
世の中には「向き、不向き」という話があります。
・資料を作るのは得意だけど、人前でプレゼンするのは苦手
・掃除は得意だけど、料理は苦手
・長期継続より短期集中
いわゆる「適正」ということですが、これを把握することは
成果を出す上では非常に重要です。
成長のためであれば克服する必要もありますが
「現状で結果を出す」ためには
この適正をしっかり把握しなければなりません。
例えばゴルフでは
「ドライバーの飛距離が出て、ガンガン攻めるタイプ」
や
「飛距離は出ないが方向性や小技で確実に攻めるタイプ」
があります。
タイプと違う戦略をとってしまうと、スコアが全く作れません。
飛距離が出ないが方向性重視のタイプが、無理矢理飛ばそうとして
プレーしても、そんなに急には飛ぶようにはなりませんし、
自分の長所である方向性も損なわれてしまい、
ガタガタのラウンドになってしまいます。
別のスタイルというのは憧れてしまうものですが、
自分のプレースタイルを守ることが
結果を出すためには非常に大切です。
そして投資にもスタイル、タイプというのはあります。
特に株式トレードは、はっきりタイプ別に分けられます
・利益が出ている状態に耐えられるタイプ、耐えられないタイプ
・損が出ている状態に耐えられるタイプ、耐えられないタイプ
利益が出ていると
「ここから減って欲しくない!」
というマインドが出始めて早めに利確してしまうタイプ。
損が出ていても
「損切りしなければまだ負け確定ではない!」
と、ずっと耐えてしまうタイプ、などなど。
このようにトレーダーにはタイプがあり
自分がどういうタイプなのかしっかりと分かった上で
トレードしていかないと継続的に成果を出すことはできません。
継続のために絶対に無視できないことは
「無理をしない」ということです。
成果のために無理をしていいのは
「短期集中」の場合のみです。
長く続ける話は無理があっては絶対に続きません。
大切なことは「タイプを知る」つまり「己を知る」です!