「カタチ信者」にならないでください!
みなさんこんにちは!
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。
今回はゴルフと投資の
「レッスンあるある」をお届けします。
物事を習得することにおいて
初心者の場合「何が正解か?」も分かりませんし、
そもそも「何から始めたらいいのか?」が分かりません。
ですから、一番始めは、
「正しい形」を
「機械的にやる・暗記する」べきです。
この行程は「新しいこと」を習得するためには
必ずやらなくてはいけません。
この初心者の状態から、少しずつ形を覚えて、
その形にハメて少しずつ結果が出るようになってくると、
「形にハメる=結果が出る」
という方程式が自分の中に出来上がります。
でも実は、この方程式は正しくありません。
「良い形であれば結果が出やすい」くらいのもので
「形にハメれば必ず結果が出る」わけではありません。
ところが、形を極めることばかりに意識が向いてしまい、
本質を見失う人は意外と多くいるものです。
かくいう私も、ゴルフでは「カッコいいスイング」
ばかりを追い求めて、良いスコアを出すことが
二の次になっていた時期がありました(笑)
先の方程式の話を、ゴルフで言えば
「良いスイングをすることは、
良いスコアで上がる1つの要素」
ではあるが、
「良いスイングができる=良いスコアが出る」
ではありません。
「ひどいスイングの人」でも
「プロ並みのスコア」の人はいますし、
もっと言えば「プロゴルファー」でも
「変なスイングの人」はいます(笑)
ゴルフの本質は「良いスコアで上がること」です。
ここを見失って、形ばかりにとらわれてはいけないのです。
そしてこれは投資のレッスンでも言えることです。
初めは何も分かりませんので、
まずは「教科書」を覚えます。
・良い物件とは?
・悪い物件とは?
・どの融資を使うべきか?
・株式トレードでこの形が出たら買う
・株式トレードでこの形が出たら売る
などなど。
初めは視覚的に分かりやすいものから着手し、
経験を積みます。
でもこれらは「所詮は教科書」です。
実践は教科書で全て網羅できるものではありません。
時には「教科書と反対のこと」で対応しなくてはいけない
シチュエーションも出てきます。
大切なのは
「教科書を分かった上で、柔軟に対応する能力」です。
そのためには
「形はそこそこに、あとはとにかく実践あるのみ!」
このマインドが重要です。
会社の仕事でも、「マニュアル通りに進める」ことに
命をかけているかのごとく、という人がいましたが、
当時から私はこのタイプが苦手でしたw
投資の本質は「儲かること」と「損しないこと」。
「ここは教科書通りに進めてOK」
「この状況は教科書通りにはいけないな」
このようにケースバイケースで対応できるようになることが
結果を出すためのコツになります。
くれぐれも当時の私みたいに
「カタチ信者」にならないように!!(笑)
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