みなさんこんにちは。
ハイブリッド投資家の岡村直紀です！

さて今日は「プロフェッショナル」ということについて
プロゴルファーとプロ投資家のあるべき姿をもとに
私なりの考えをお伝えしたいと思います。

表題は完璧にN○Kのパクリですね（笑）

さてさっそく。
プロゴルファーは何が凄いのでしょう？

ショットの弾道、スイングスピード、グリーンの読み、
いろいろありますが私が思うには

「繰り返す力」だと思います。

プロは全てにおいて再現性が高いです。
天候が悪くても、プレッシャーがかかっても、
別人のようにスイングが変わってしまうことはなく、
アマチュアからみれば超ナイスショットを打ち続けていきます。

プレーそのものの再現性はもちろんなのですが、
自分のルールや決まりを守ることもブレません。
私はここに最高のプロフェッショナリズムを感じます。

「プレショットルーティン」という言葉があります。
これはショットを打つ前にやる「決まり動作」のことで、
ショット前にこの同じ動作をすることで
プレッシャーがかかっても成功確率が高めることができます。

有名なのは野球のイチロー選手の
「バッターボックスでのバットを立てる動作」や、
サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手の
「ペナルティキック前の仁王立ち」などがありますね。

このルーティンをどんなに調子が悪くても、
どんなにメンタルが弱っていても、必ず行います。
当たり前に聞こえるかもですが、これは凄いことなんです！

ちょっと想像してもらいたいのですが、
調子が悪い時は全てに投げやりな気持ちになるもので、
「どうせこんなルーティン守ってたって上手くいかないよ！」と
雑なプレーになることがアマチュアの場合はほとんどですよね（笑）

そうなってしまったらその後のパフォーマンスは
もう歯止めが効かずに最悪になります。

イチロー選手は現役時代に数十打席ヒットが出なかった時でも、
あのバットを立てるルーティンをしない打席などありませんでした。
そういう悪い状態のときほどプロの真価が問われますが、
イチロー選手はまさに「プロ中のプロ」でした。

プロの投資家もとにかく

「同じことをしっかりと繰り返す」

ということに徹します。
気分によっていつもと違うことをすることは絶対にしません。

その「おかしな一手」ひとつで、
その後のパフォーマンスが崩れてしまいかねないからです。

これは不動産も株も全く同じで、
いつもの結果を出せるパターンの取引を
ルールに則って愚直に続けていきます。

同じことを繰り返すメリットは「将来の予測をしやすい」ところにあります。
いつもと同じことをしていれば、そこから先の未来はほとんど体験済です。

プロ投資家は高確率で良い結果が出る選択をすることができますが、
仮に悪い結果となっても、いつもと同じことをしていれば
それは想定内で、次の対応を落ち着いて取ることができるのです。

一番パニックになるのは「予測できていないことが起きること」です。
そしてそれはいつもと違うことをしてしまうことで発生してしまいます。
プロの投資家だって人間ですから気持ちの波は当然ありますが、
メンタルが安定しないその時でも、行動は必ず同じことを繰り返します。

これこそが「プロ」なのです。
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