みなさんこんにちは！
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。

先日、野球の元楽天イーグルス野村監督と
ヤンキース田中将大投手の特集番組がありまして、
そこで非常に面白い話があったのでご紹介を。

この番組は野村監督と田中投手を別々の場所、時間でインタビューをし、
両名に同じ質問を投げかけて、その答えがどうかを見る、
という趣向の番組で、非常に面白かったです。

この番組の中で特に響いたことがありました。
それは「原点能力」という言葉。

これは

「ピンチになったらこうする」
「困ったらこうする」

というような、

「困難に陥った時に、原点に冷静に帰ることができる能力」のことです。

ピッチャーでいうと、これは「外角低めに投げられるか」だそうです。

厳しくコントロールされた外角低めのボールは、
どんな好打者でもヒットにすることは容易なことではなく、
困ったらとにかくここに投げておければ大怪我はしない。

つまり、ここにいつでも投げられるように
日々練習を重ねることが重要だということです。

これは投資の世界でも同じことが言えます。

日々の相場や経営において、ピンチはいくらでも発生します。

ここでパニックにならず、冷静にいつも通りの行動を繰り返す。

株式投資でいえば、今の自分のトレードが
しっかりとルールに則ってトレードできているかを振り返る。

「安いところで買って、高いところで売る」
「想定外があったらすぐに切る」

これが原点です。

不動産投資でいえば、客付のために管理会社へ密に連絡を取ったり、
物件購入のために銀行開拓をしたり、
既存の借り入れの条件をよくするために粘り強く金融機関に交渉するなど。

「行動量＝成果」

これが原点です。

原点にいかに冷静に立ち帰れるか。
原点能力の高さが生き残れるかどうかの鍵になるわけです。

偉人二人が言うのだから間違いありません！