どちらの「せっかく」を選ぶか?

みなさんこんにちは!
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。

先日マラソン界の名伯楽の小出義雄監督が
80歳でご逝去されました。

小出監督といえば2000年シドニー五輪女子マラソンの
金メダリスト、高橋尚子選手の育ての親です。

高橋尚子選手は

「オリンピックで金メダルを獲れたのも
世界記録を出せたのも小出監督のおかげです」

と感謝の言葉を述べました。

さらにもう一人、バルセロナで銀、
アトランタで銅メダルに輝いた
有森裕子選手の師匠でもあります。

彼女は報道陣の

「最も印象に残っていることは?」

という質問に対し、

「けがで落ち込んでいるときに、
『せっかくと思え!物事には意味のないことはないんだよ』
と言われたことです。」

と答えました。

ピンチに出会ったとき、人は二通りに分かれます。

「せっかく頑張ってきたのに、どうして」と嘆くか、
「せっかく授かった試練なのだから有意義に」と前向きに捉えるか。

ピンチのない人生などありません。
だれしも遭遇するピンチに、
どちらの「せっかく」を選ぶかで、
その後の人生が決まっていきます。

苦しくても前向きな「せっかく」を選び
常に成長に繋げていきましょう!