みなさんこんにちは！
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。
　
プロゴルフトーナメントにおいて、プロは
賞金を稼ぐために優勝を目指しますし、
少しでも上位を狙います。
　
「予選落ち」となれば当然賞金は入ってきませんので、
これにならないように死に物狂いで
スコアを伸ばしていきます。
　
さて、プロゴルファーの成績を物語る指標は
いくつもありますが、代表的なのは
「賞金ランキング」と「平均ストローク」です。
　
「賞金ランキング」はその名の通り、
「この１年でいくら稼いだか」を示します。
　
そしてもう一つ、「平均ストローク」とは、
そのプロの「１ラウンドの平均スコア」のことです。
プロ野球選手でいう「打率」ですね。
　
当然、賞金を稼いでいる選手は
賞金ランキングも上位ですし、
平均ストロークもいい数字になります。
　
ところがこの「平均ストローク」には
少し「カラクリ」があります。
　
「予選カットライン」に届かなければ、
スコアはいくつだろうが予選落ちになります。
当然「予選落ち」となる場合は
基本的にはスコアが悪いです。
　
あまりに悪いスコアで予選落ちをしてしまうと、
当然平均ストロークの数字も悪くなります。
　
そこで、よくあるのが、
　
「あまりにスコアがひどい時は
完走せずに『棄権する』」
　
ということです。
　
棄権した場合のスコアは計上しないので、
悪い結果が平均ストロークに響かないのです。
何だかズルイですが（笑）
　
でも投資では、この考え方は超重要です。
　
儲かると思って期待いっぱいにスタートした投資が
意に反して損失になった場合、それでも無理して継続して
成功まで完走しようとするのは、非効率というより危険です。
　
イメージした結果になっていないのなら、
すぐに棄権つまり損切りしましょう。
　
投資で損切りして
「アイツ、男らしくないなー」なんてありません。
　
大切な資産を守る、増やすために、
「棄権」は必要なのです。
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