みなさんこんにちは！
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。
　
今日は「言い訳」の話です。
基本的に「言い訳」というフレーズに
ポジティブなイメージは生まれないと思います。
　
私も「言い訳するな！」と親に言われましたし、
今、まさに我が子にも言っているくらい、
あまりいいことではありませんね。
　
でも、仕事や勉強を継続する上でこの「言い訳」は
一つ、大切なテクニックになります。
　
実は自分に厳しいと思われがちなプロゴルファーですが、
プレーが思うようにいかなかった裏では
かなり言い訳が多いです。
　
・今日は寝てないからなー
・このコースは相性悪いんだよー
・クラブが俺の言うこと聞かないんだよなー
　
聞いていて「マジか・・・」となる話を
かなり平然と言ってのけます。
私自身、プロを目指しているときは
　
「ああゆうプロにはなりたくないなー」
　
と思ってしまっていたものです。
　
ところが、今になって分かりますが
これは自分のメンタルを荒れさせないための
テクニックなんです。
　
全てを「自分のせい」として抱え込み過ぎると
メンタルが追い込まれすぎてしまい、その悪状況から
抜け出すことが困難になってしまいます。
　
最悪の場合、「辞めたくなる」という状況に
追い込まれます。それは本当に最悪です。
　
そんな状況になるくらいなら、事実ではなくても
軽く「言い訳」をして切り替えて、
次につなげた方が得策なのです。
　
「言い訳」ではないですが、あのイチロー選手も
自らを追い込まないように考え方を工夫して、
大記録を打ち立てたと言います。
　
例えば、ある試合の１打席目にヒットが出ましたが
その後４打席はノーヒット。
次の試合でも５打席ノーヒット。
その次の試合で６打席目にようやくヒット。
　
この事実を
　
「１４打席連続ノーヒット」
　
と捉えるか、
　
「ノーヒットなのは１試合だけ」
　
と捉えるかでメンタルは随分違う、と
イチロー選手は語っており、
これは継続する上ではどうしても必要な
テクニックなんだ、と言っていました。
　
仕事も投資もそうですが、追い込みすぎて
いい結果が出ることはほとんどありませんし
そもそも長く続けることができません。
　
うまく言い訳したり、都合のよい解釈をすることは
継続のためには必要なことなのです。
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