緊張を解放することで見えるもの

みなさんこんにちは!
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。

少し前の話になりますが、今泉健司四段という将棋のプロが、
将棋界のスターの藤井聡太七段を破って話題となりました。

片や史上最年少14歳でプロ入りした天才、
片や史上最年長41歳でプロとなった自称凡人。

世評を覆し凡人が天才を破ったわけですが、
そんな今泉四段のプロへの道は実に劇的なものでしたのでご紹介を。

ゴルフで言えば「プロテスト」にあたるものが、
将棋の世界では年2回あるそうで、
今泉さんは20歳から25歳まで挑戦しましたが、
あと一歩のところでチャンスをものにできずプロの道は閉ざされてしまいました。

プロを断念した今泉さんはその後、
慣れない飲食業に就く傍ら、将棋はアマチュアとして続けました。

プロを目指す重圧から解放された今泉さんは、
余裕をもって技術開発に邁進。
アマチュア・タイトルを総ナメするほどに技術を高めました。

精神面の安定から、なんとなく以前の自分とは違う感覚が生じており、
試しに、アマチュアとしてプロの大会に出ると
プロ棋士相手に度々勝利を収めます。

そしていつの間にかプロ編入試験の条件をクリアし、
プロ棋士の称号を手に入れ、その後、
あの藤井聡太七段を破る快進撃を見せたのでした。

この人生大逆転劇のポイントはまず、技術研鑽をとにかく続けたこと。

そして、事情はどうあれ、極度の緊張を解放し、
自分の最高のパフォーマンスを見つけることができたこと、です。

レベルは違えど、私も「プロ」を目指した身ですので、
この状態はよく分かります。

プロの道を断念した後に、趣味としてやったゴルフは、
重圧の解放から、自分でも信じられないほど良いプレーができ、
いろんな発見をすることができました。

その経験がレッスンプロとしての技術につながり、
果てはフィールドを変えて投資の世界にも生きているのです。

プロスポーツでは、緊張から逃れることはできませんが、
投資の世界は可能な限り緊張は避けるべきです。ここは大きく違います。

投資はとにかく緊張しないポイント、タイミングを待てばいい。
変なプレッシャーがかかっているなら、一度ポジションを外して
緊張を取り、改めて自分の勝ちパターンで勝負する。

投資の世界では「見逃し三振」はありません。
いくらでも良いボールを「待って」いいのです。

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