年収1,000万がイジメられる理由②

みなさん、こんにちは!
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。

前回の続きです。

なぜ金融資産をたくさん持つ億万長者に対して
しっかり課税をする方向性になっていかないのか?と言う話です。

それは、億万長者はお金の教養が高く、抜け道を良くわかっており
いざとなれば、自分の資金を国外へ逃避させることもできてしまうからです。

これを「キャピタルフライト」と言いますが、
日本国としては日本国内のお金が国外に流れてしまうことを恐れて、
この富裕層に対しての課税戦略を取れずにいるのです。

結果ターゲットになってしまうのは

「お金に詳しくない」
「良く働く高所得のサラリーマン」

になってしまいます。

これは本当に不条理です。
ものすごく仕事ができるサラリーマンとしての最高ステータスを
獲得すればするほど重税を課されて苦しくなるという状況。

ここにいわゆる「お金に苦しまないためにどうすればいいか?」
の答えがあると思います。

つまりお金持ちになろうとした場合、
サラリーマンとして所得を増やしても
どうしてもお金持ちになれないわけです。

ではどうすればこの状況から脱することができるのか?

それはまずはお金の勉強をするしか無いんです(笑)

でもそれじゃあまりにも突き放しすぎなんで
私の結論をお伝えします。

それは「労働収入」ではなく「配当収入(金融所得)」を増やすことです。

働いて得るお金を増やそうとするのではなく
以下の類の収入を増やします。

・株の売却益
・不動産の家賃収入
・ビジネスへの出資からの権利収入

これらの収入のポイント、特徴は

・税率が低い
・節税できる
・投下する時間が少ない(収入の高が時間に比例しない)

というところです。

ここを満たすものに注力して資産拡大をしていかないと
いつまでたっても国にイジメられっぱなし、というわけです。

普通の人はこの思考にはまずたどり着けません。
義務教育にお金の勉強をする機会がないのですから。

なぜ義務教育にお金の勉強が無いのでしょう?

簡単です。

国がみんなにお金に詳しくなってもらっては困るからです。
だって税金をたっぷり取れなくなってしまうから。
もはや国策なんですね(笑)

「無知な人から搾取できるだけ搾取する」

これがお金に無知な仕事のできる年収1,000万プレーヤーが
イジメられる全容なのです。